作者別: Clutchon

陰キャがオフラインイベント開催してみた結果www

ふー。

さて、何から書けばいいものか。とにかくありがたかった、楽しかった、くっそ疲れた。そんな2日間でしたね。それだけで完走した感想は終わりでも良いのですが、いろいろ残しておきましょう。

なお、わたくし文章を書くのがクッソ下手くそなので、かなり見づらいと思います。書き始めて2週間経ってしまったw

イベントのきっかけ

まず事の発端は昨年末にスタッフとしてRTA in Japanにちょろっと参加させていただき、札幌でもこんな感じのイベントやれればええなあとぼんやり思っていて、1月頭くらいにやったニコ生での雑談配信中に今年の目標としてメモ帳に「RTA in 札幌」をやると残していました。

当然陰キャな僕はすぐに動ける訳ではなく、3月くらいまでは誰かやらんかなあくらいに思ってましたね。何かあったら参加するけど、誰もやらないならワイが勝手にやったろくらいの気持ちでした。

また、だいたいそれくらいの時期に何やら北大RTA研究会なる組織がイベントバーを借りて何かやるという情報を見つけ、札幌でもこういった活動してる人いるんだからちょっと大きめなオフラインイベントも出来るなと感じ、ますますやる気が出てくるようになりました。

さらに元号が平成から令和になった今年、新たなことを始めるのにちょうど良いきっかけだと感じたため、令和になったその日にTwitterフォロー内のRTA関係者かつ札幌市民数人に「やってみませんか?」とDMを送りつけました。運の良いことに送った全員が快く協力してくださることとなり、本当にありがたく思っています。

さて、オンラインでのイベント運営は経験あるけどオフラインのイベント運営って何をやるんだろう?

会場は?費用は?日程は?どれくらいの規模で?配信は?とにかく分からないことだらけの状態から始まったわけです。何も決まっていないので初めの頃はまともにコミュニケーションも取れず、申し訳ない気持ちでした。

そこでタイミング良く、すでに名古屋でオフラインイベントを開催されていたHistさんが、「イベントの開き方」という配信を行われており、いろいろとお話をさせていただく機会を得ることが出来ました。細かいことはともかく、主催としての姿勢やRTAイベントに対する思いなど、良い意味で思ったより気軽にやっていいんだなと感じましたね。

とにかく何から手をつければいいかすら分からないから、その時に必要なことをやろうと決め、実際に日が経つにつれ、そのとき必要なものが見えてくる度に都度用意していくこととなります。何かあってもまあ初めてだからしょうがないよねって感じで、負担をかけないように心掛けていたつもりです。

プラスアルファを考える

僕の悪い癖でもあるんですが、自分のやりたいと思ったことをスムーズにアウトプットできず、なかなか人に伝えることが難しいんです。ぼんやりと自分の中でだけ考えて当日急にやってしまうといったことが多々ありました。

例えば、RTAをリレー形式でやるとして、セットアップ中の時間という視聴者にとっては暇な時間が存在するわけです。運営にとっては機材の入れ替えなどで忙しいんでしょうが、そんなことは視聴者には関係ありません。その時間を利用して何か出来ないかと考えた結果が、あの料理配信でした。

RTAがメインのイベントにも関わらず、全く関係ないことをするのは邪道だとか寒いとか思われがちですよね。

ただ僕は何か変わった形でやることが好きで、「他のオフラインイベントと同じことを場所を変えてやっただけ」という風にはしたくなかったわけです。

だからこそ料理もしたし、カメラを2台用意してちょくちょく移動しながら撮影したりと、本来なら不要な部分があったと思います。

基本的なTwitchの配信方法とか、機材の扱いなども不明確な部分があったにも関わらず、とにかく自分がやりたいことをやって楽しもうという思いで、押し通させていただきました。

ただ前述した通り、走者やスタッフにうまく伝えることが出来ておらず(コミュ障乙wwwってやつです)、戸惑いを感じた方もいるかもしれません。そこは反省すべき点ではあるんですが、おそらく僕がイベントをやる限りは今後も急におかしなことをやらかしだすと思いますね。

だって事前に告知しておいてその通りにやるのって、ぶっちゃけつまらなくないですか?

今回オフラインイベントをやらせていただくにあたり、もちろんRTAがメインですしそこを疎かにしてはいけないんですが、オフラインならではの楽しみ方を大事にしたいとずっと考えていました。

また、ただでさえRTAなんていう一般的にはマニアックな遊びをやっているのに、他のこともよく分からないことをやっても楽しくないわけで。

自分に出来ること、かつ、見てる方にも共通して分かることをやるべきだと考えて、今回は料理という選択になりました。あれが面白かったかどうかはさておき、「RTAのイベントで突然料理配信したらこうなる」という結果を残せたのは自分のなかではとても大きいです。

何より楽しむこと

最近つくづく思う(昔から思ってたことではあるが)のは、RTA配信に解説って必要か?ということです。

もちろんその作品に興味をもってもらうとか、RTAとして魅せたいテクニックだとか、そういった理由で多くのRTAイベントでは必ずと言っていいほど、解説する方の枠が設けられています。

あくまで僕の見解でしか無いんですが、RTAのテクニックとか作品のストーリーなんてのは個人個人で調べて理解するものであって、その場で話すことでは無いのかなと。動画ならまだしも、生放送ですることか?という疑問です。

はじめから興味の薄いゲーム作品であれば、良くて流し見をするだけ、最悪全く見ずにスマホいじってるだけというのが大半だと思います。

今回イベントを開催してみて思ったことですが、視聴者が本当に見ているのはゲーム内容やRTAの細かいテクニックなどではなく、あくまで「走者に焦点を合わせている」ということです。

そもそも僕らRTA走者が一秒でも早くクリアするためにチャートを組んだりバグを研究したりするのは何故か。「自分のプレイで」出来るだけ早くクリアしたいからですよね。

上手いプレイ内容を見たいだけならTAS動画を見ればいいし、ストーリーが知りたければ自分で遊んだり適当なプレイ動画でも見れば良いんです。

RTAは「人間がプレイする」からこそ魅力を感じ、どこまで早く、どこまで突き詰められるかといった遊び方です。RTAを見ている視聴者も同じで、「プレイしている人間」に魅力を感じていると思います。

かといって特に面白いトークが出来なければならないという訳ではなく、走者自身が楽しんでプレイしている姿を見せるということが何より重要だと感じました。

今回のイベントで一番盛り上がり、Twitchダイジェストの再生回数も一番多かったのはロマサガ2ですが、もちろんサブフレームリセットのインパクトは大きかったのもあるんですが、何より今回の走者のなかで一番楽しみながらプレイしていたのはもっちさんだと思います。

これがクソ真面目にサブフレームリセットについて理論の解説をしながらひたすらリセットを繰り返すだけのプレイだったなら、あそこまで盛り上がる結果とはならなかったでしょう。

個人的にはゲームをバグらせて遊ぶやり方が好きなので、そっちの方面に力が入ってるように見えますが、バグなしはバグなしで戦術だったりテクニックだったりそれぞれの作品ならではの面白い、魅力的な部分がたくさんあります。

詳しい理論の解説をやるより、楽しみながらプレイする姿の方が多くの人に見てもらえるという事実ですね。これはYoutubeなどのゲーム実況動画と同じ構図となっていて、プレイが上手いだけの動画より、トークが面白く楽しみながらプレイしている動画の方が伸びる傾向があります。

こういったことから解説の存在はそれほど重要でなく、プレイヤー自身が楽しんでいるかいないかを重視することが、今後RTAを広めていく上で必要だと感じました。

おわりに

細かい反省点とかは多々あるんですが、今回のイベントについて自己採点するとしたら100点満点中、20点ですかね。

・2日間会場が絶えず盛り上がっていた +30点
・好きなことを好き勝手にやることができた +30点
・集まってくれた走者やスタッフがみんな優秀だった +40点
・主催が無能だった -80点

やっぱりコミュ障陰キャ根暗マンの僕には主催という立場は難しかったですね。でもいつまで待ってても札幌でこういうイベント開かれないんだもの。やるしかないじゃん?

結果いろんな方々のご協力を得て、大きな事故もなくイベントを終えることが出来ました。心より感謝申し上げます。

ただイベントの最中は疲れから気を抜くとすぐに寝そうになることがあって、老体とはいえちょっと体力つけないとアカンなと思いました。

せっかくこういったコミュニティが出来たので、もちろん1回限りでなく今後も続けていこうと思います。ご迷惑をおかけいたしますが、今後ともSapporo OfflineSpeedrunをよろしくお願いします!

プラスアルファが大事

RTAを広めるために

リアルタイムアタックはゲーム内に表示されるタイムではなく、「ゲーム開始からエンディングまでの実時間を計測する」といった遊び方です。特にプレイ内容の制限は無いけど、このゲームをこんなに早くクリアしてやったぜ!というのを自慢するための「やり込みプレイの一種」としての紹介が多いです。

近年日本国内では、「RTAinJAPAN」をはじめ様々なオフラインRTAイベントが開催されており、また海外では「GameDoneQuick」や「RPG LIMIT BREAK」などの超大規模なチャリティーイベントまで発展して開催されています。

またゲームカテゴリーの内容だと、eスポーツのオリンピック競技化などゲームプレイが世界規模の大会にまで発展し注目を浴びており、今後さらなる進化を遂げていくと思われます。

Wikipediaによると国内で初めてeスポーツ企業が創業したのが2000年とのことなので、一般の方々に認知され始めている昨今まで、約20年の積み重ねがあってようやく漕ぎつけた段階となります。

しかしながら日本国内での認知度はeスポーツですらまだまだ高いとは言えず、ましてやRTAなんてのは「ただの遊び方」でしかないのが現状です。

そもそもゲームを使った競技という時点で理解が追いつかないのか、「eスポーツのどこがスポーツなのか」「ただファミコンやってるだけじゃないか」といった意見や、若い世代であっても「上手いプレイより面白い実況プレイが見たい」という声が見受けられます。

結局、「ゲーム=ただの娯楽」という固定概念が離れていないんですね。そもそもゲーム制作側が娯楽を提供するために作っているわけで、競技を目的に作っているわけではない。僕もよく親にこう言われましたよ。「ゲームばっかやってないで勉強しなさい」と。

「ボール」という玉が娯楽のために作られ、それを受けてプレイヤーが「玉蹴り」という遊びを考えて、様々なルール等を設定して「サッカー」という競技が出来、それを受けて製作者は競技専用の「サッカーボール」を作るようになりました。

サッカーは今や誰でも知っているスポーツだけど、出来立ての当時はなかなか理解されないものだったんじゃないかな。今は娯楽のためのゲームでも、ワールドカップのように世界中で熱狂する競技になる可能性は否定できません。

RTAは「やり込みプレイの一種」から「オリンピック競技の一種」となれるんでしょうか?

理解を深めるには時間がかかる

ではRTAを広めるにはどうすればいいか。結論からすると、「一つ一つ足していくしかない」んです。

そもそもRTAはゲームとストップウォッチさえあれば誰でも簡単にやることが出来ます。サッカーをやるのにボールがあれば出来るのと一緒です。ただどんなに短いタイムでクリアしようが、他人に見せなければ一人遊びでしかありません。プラスアルファとして、出した結果を他人に公開する手段が必要となりました。

始めに足された大きな第一歩は、ゲームをクリアするまでの時間を計測して書いたレポートをWeb上に掲載したのがそれかと思われます。

Web上に掲載されたことで、「ほう、そういう遊び方もあるのか…」てな具合にゲームファンの間で浸透していき、プレイレポートや雑誌へのやり込み投稿などでさらに広がり、個人範囲で公開できるものとしてブログ、動画サイトへの投稿、生放送での披露など、年数が経過するにつれ、RTAを公開するためのプラスアルファとしては最高の発展を遂げました。

簡単に個人で公開ができる環境が整った今、さらに広めるためには、さらに違った形のプラスアルファが必要となります。

そこで昨今、オフライン・・・実際に会場へとゲーム機を持ち込み、プレイを披露した上でオンラインでも配信するといった形のプラスアルファが生まれました。

インターネット上でのRTAイベントではその放送サイトを見ていなければ認知されません。またオフラインのイベントではその界隈の口コミ・宣伝がなければ認知されません。オンラインの要素とオフラインの要素がプラスされ、相乗効果が生まれたことで認知度が増しています。

また、RTAの認知へのプラスアルファといえば、biimシステムの動画も一助を担っていると言って差し支えないと思います。主にゆっくりボイス実況動画の支持層等へと、RTAをより見やすく、より分かりやすく解説(とネタ)を入れて、RTAへの理解が自然と深まる構図となっています。

さらには個人の発信ではなく、企業の人間がRTAを取材し、記事に載せて紹介する例もあり、徐々に一般への認知は高まっている状況は大変喜ばしいじゃないですか。

こうやって一つ一つプラスアルファを重ねることで、理解や関心が深まるものなので、より一層いろんな要素を足していくことが大事なことだと思います。

今後のプラスアルファ

さて次なるプラスアルファですが、例えば「スターの存在」が必要と思っています。

野球で言えば長嶋茂雄や王貞治、松井秀喜や清原和博、イチローや佐々木主浩、松坂大輔や大谷翔平など、挙げればキリがないくらいのスター選手がいたからこそ長年の間野球人気が継続されており、野球がよく分からない層からしても選手の活躍ぶりは知っているという構図となっています。

eスポーツ関連のスター選手といえば最も有名なのは(ていうか僕が知ってる中では)ウメハラでしょうか。格闘ゲームがよく分からない層でも、何かすげえプレイヤーなんだ!という印象を持っていると思います。

また、生々しい話ですが現実的な意味で最も大事なプラスアルファが「お金」です。

eスポーツで高額賞金が日本の法律云々など、様々な問題点を抱えている現状ですが、やはり生活していくにはお金は必要ですし、モチベーションにも繋がりますよね。

大会を運営するのにもお金がかかります。開催する会場、設備費であったり、そこで働く人たちの賃金など必要な場面は多々あります。

選手にとってもより多くのお金があれば、より良い環境でトレーニング出来るようになります。選手のみでなく、選手を支えるトレーナーや競技に使う道具の開発者等にとってもトレーニングメニューの向上や道具の品質向上に向けて努力するため、競技全体の質が上がっていき、さらに活性化に繋がり、より僕たちを楽しませてくれるといった好循環が生まれますね。

逆に自分たちがお金を使う時ってどういう時かと考えると、「うまい物を食う」「旅行を楽しむ」「若い女の子といんぐりもんぐりする」など、大抵は自分の欲を満たすために使います。それが寄付やボランティアであっても同じことで、出資者からすれば適切なリターンがあるからこそ寄付を行うんです。「RTAを見たい」という欲を満たすためにお金を使う循環が出来れば、大きなプラスアルファとなるはずです。

プロスポーツであってもマイナー競技で世界一になった選手でさえ、その競技だけでは満足に収入が得られず、生活が貧しているという記事を最近よく見かけます。

おそらくですが、その競技に出資することでどのような価値があるかが十分にアピールされておらず、世間への認知度が低いために出資者が集まらない状況かと思われます。

今後RTAを広めるには、「RTAをやることでどういった価値があるのか」をアピールすることが重要となってきます。「楽しいからみんなやろう」で止まっていては先に進むことは難しくなっていくでしょう。

プラスアルファ、何か価値の提供が必要という雑文でした。

やりますか。

2018年12月の年末、僕は「RTA in JAPAN 3」の受付スタッフとして参加させていただきました。札幌在住かつ年末での参加は普通に会社を勤めている上では結構難しく、無理矢理予定を空けてオフラインRTAイベントへ初めて触れることができました。

以前から身内で簡単なRTAオフっぽいものはやったことはありますが、配信に載せた上でいろんな界隈で集まるイベントは初めてで、裏方としての参加だったので会場の雰囲気を楽しんだりいろんな界隈の方と話したりとかも出来、大変面白かったです。

そんな中、昨年頃から東京だけに留まらず、大阪・名古屋とオフラインRTAイベントが開催されていき、じゃあ次は福岡か札幌だろう。んじゃ札幌で僕らやりましょうよ。って感じでこのたび腹を決めました。

まず当然僕一人では何もできないので、札幌在住と思われるRTA生主に声をかけ、ある程度協力してくれる方が集まってくれたので、現在計画を練っている最中です。

まだまだ足りないものはあるだろうし、難しいことだとは思いますが、とりあえずやってみなきゃ進まないので、マイペースで動いていこうと思います。